韓国総合株価指数(KOSPI)が上昇し、2021年に付けた終値ベースでの過去最高値を一時上回った。国内の政策に対する楽観的な見方と世界的な株高の流れが追い風になっている。
KOSPIは10日、一時1.4%上昇。
サムスン電子や
SKハイニックスといった主力銘柄が大きく押し上げた。年初来では37%超上昇しており、企業改革キャンペーンや人工知能(AI)ブームへの期待が背景にある。
KOSPIは9月に入り、アジア市場全体を上回るペースで上昇している。李在明大統領が、株式譲渡益などの課税対象を広げる方針を撤回する可能性があるとの観測が広がっているためだ。この方針は7月末に発表されたが、個人投資家の不満を招き、8月にはKOSPIが下落、4カ月続いた上昇相場が一服していた。
ただ、直近では株主への配慮をより高めた政策が導入されるとの期待を背景に海外から資金が流入し、KOSPIは史上最高値に迫っている。現在、2兆2000億ドル規模の韓国株式市場は、新型コロナウイルス禍で個人投資家が殺到した2021年にKOSPIが最高値を付けたが、当時の動きとは性質が異なっている。
関連記事
グローバルマネーが韓国株に流入、李在明政権の企業統治改革に期待
韓国株急落、予想外の増税方針発表を嫌気-李政権への反発強まる
韓国、企業統治改革に向け商法改正案を可決-少数株主の権利保護強化
原題:
Korean Stock Benchmark Heads for Record as Policy Optimism Grows (抜粋)







