９月の米利下げ確率、90％近くに上昇－ＣＰＩおおむね予想通りで

7月の米消費者物価指数（ＣＰＩ）統計がほぼ予想通りの内容となったことを受けて、米短期金融市場では9月の利下げ観測が強まった。
2年債利回りは一時5ベーシスポイント（ｂｐ、1ｂｐ＝0.01％）低下の約3.72％をつけた。
　ＴＤセキュリティーズの米金利ストラテジスト、モリー・ブルックス氏は「利下げ幅は米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）の雇用目標に一段と左右されるため、市場は今後発表される成長指標を注視している」と述べた。