欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのミュラー・エストニア中銀総裁は、10月の追加利下げは「完全には」排除されていないが、ユーロ圏経済について明確な判断を下せるだけのデータが得られていないかもしれないとの認識を示した。
ミュラー氏は24日、タリンでブルームバーグに対し「10月の金利判断に関して明確な立場を示すのは時期尚早だ」と述べ、「12月に判断する方が簡単だろう。12月には新たな経済見通しも提示され、全体像を再び手にできる」と続けた。
Source: Bloomberg Economics 23日にユーロ圏経済の悪化を示す
経済指標が発表されて以降、金融政策について発言したECB当局者はミュラー氏が初めて。過去数日に語ったECB政策委員の多くは、来月17日に利下げが決定される場合には、成長見通しに重大な下振れが生じることが必要だろうとの認識を示していた。
ミュラー氏は、今週発表された経済指標はユーロ圏のリスクが「明らかに」下振れ方向であることを示していると指摘。
「成長の観点からは、最近の材料は目先の見通し悪化を恐らく示唆している。ECBが最近発表した基本シナリオの数字よりも、経済成長は高くなるのではなく、低くなる可能性の方が大きいだろう」と述べた。
原題:
ECB’s Muller Says October Cut Not Excluded But Data Is Scarce(抜粋)







