ECB当局者、利下げは終盤との見方-インフレに勝利と仏中銀総裁
記事を要約すると以下のとおり。
欧州中央銀行(ECB)は利下げサイクルの終盤に差し掛かっているとの認識を、政策委員会メンバー2人が示した。ミュラー氏Photographer:DavidPaulMorris/Bloomberg関連記事:ECBが8回目の利下げ一時停止すべきだ-ギリシャ中銀総裁 トランプ米大統領の貿易政策が影響し、インフレ見通しは依然として不透明だ。 ミュラー氏は「平均年間物価上昇率の2%目標に近づいていることは、中銀として満足できる。」 同じくECB政策委メンバーのビルロワドガロー・フランス銀行(中銀)総裁は仏テレビ局フランス2とのインタビューで、ECBがその使命を達成したとさらに踏み込んだ発言を行った。 ビルロワドガロー氏によると、米国の消費者が輸入品により多くの代金を支払うことを意味すると述べ、欧州では「確かに成長に悪影響があるが、米国の減速ほどではなく、欧州ではインフレ率を押し上げる効果は見られない」と指摘。 リトアニア中銀のシムカス総裁も同様の見解を示した。
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