欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーであるクノット・オランダ中銀総裁は、来月の追加利下げの可能性に言及したものの、四半期ごとの最新経済予測を確認しない限り、そうした決定を下すのは「時期尚早」だと強調した。
クノット氏は20日、アムステルダムで記者団に対し、政策当局者は「一連の複雑な」問題に直面していると述べた。米国の通商政策は需要・供給の両面にマイナスのショックをもたらしており、特に供給面への影響は中期的にインフレを引き起こす恐れがあると警戒を示した。
クノット氏は「われわれは依然として最新の予測を待っている」と語り、「したがって、6月の追加利下げの可能性を排除することはできないが、確約もできない。中期的な見通しも考慮する必要があるからだ」と述べた。
次回のECB政策金利の発表は6月5日。市場では今回の金融緩和局面において8回目となる利下げが織り込まれている。
原題:
ECB’s Knot ‘Can’t Rule Out’ Another Interest-Rate Cut in June
(抜粋)






