EU、対米貿易交渉で重点分野含め交渉加速-鉄鋼、医薬品など
記事を要約すると以下のとおり。
トランプ米大統領が6週間後に50%の関税を発動するとしている中、欧州連合(EU)は、米国との貿易交渉の加速を図っている。交渉は、関税や非関税障壁に関してEUの自主性を損なうような、米国の一方的な要求は、引き続き譲れない一線となる可能性が高い。だが、フォンデアライエン欧州委員長との電話会談後、EUに対する50%の関税発動期限を7月9日に延長された。 シェフチョビッチ氏が重点的交渉に取り組む産業は、EUが先週、こうした分野での米国との協力強化を提案したが、米側に拒否された上、トランプ氏は関税引き上げの意向を示すことになった。 EUと米国の交渉は難航しており、妥協点を見つける明確な道筋は立っていない。トランプ米大統領は各国との通商交渉を続けているSource:Bloomberg 一部加盟国は、トランプ関税の多くが維持され、良好な合意に至る可能性に備え、追加の対抗措置を用意するようEUに要請している。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース EU、対米貿易交渉で重点分野含め交渉加速-鉄鋼、医薬品など