米国債先物のポジション解消が進んでいることで、債券市場で人気のスティープ化を見越した賭けが盛り返す方向にある。積極的な米利下げ観測が市場で後退する中、こうした賭けは痛手を受けていた。
流れの変化を受け、企業はレバレッジをかけたポジションの手じまいを迫られている。米短期国債相場の下落を見込んだ
賭けの解消や、期間長めの債券に強気なポジションの巻き戻しが見られる。これに伴い、期間短めの債券買いと長めの債券売りが加速し、両者の格差が広がると予想されている。
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米金融緩和局面では通常、短期金利が最も大きく低下することから、利回り曲線のスティープ化は先月下旬まで着実に進んでいた。だが、9月の雇用統計が経済の強さを裏付けたことで、今後の利下げペースに疑問が生じ、スティープ化の動きが滞った。
シティグループのストラテジスト、デービッド・ビーバー氏は、こうした変化を背景に、投資家がレバレッジをかけた賭けをここ2、3週間で縮小させ、「ポジションの極端な状態が急速に解消に向かった」と述べた。
こうした巻き戻しは、過去1週間の未決済建玉でも見て取れる。この間に5年債および10年債先物でリスクが急低下し、トレーダーによるポジションの手じまいが示唆された。これは期間長めの債券でも見られている同様の動きと相まって、期間短めの債券のアウトパフォーマンスを促し、スティープ化を支える可能性がある。
ここ数回の取引ではショートポジション解消に向けた買いを裏付ける動きがあった。相場上昇を背景に一部のテナー(期間)で未決済建玉が減少した。
バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジスト、メガン・スワイバー、アンナ・チャン両氏はリポートで、最近の動向は長期債ロングを「ぜい弱」にしており、「一段のベアスティープニングを支える可能性がある」と指摘した。
JPMorgan Treasury All-Client Positioning Survey
Client flip back to net long, neutrals biggest in a month
Source: JPMorgan, Bloomberg
Data covers week up to Oct. 15
Most Active SOFR Option Strikes
Top 5 versus bottom 5 weekly net change on SOFR option strikes
Source: Bloomberg, CME
Data covers open interest change across strikes over the past week
SOFR Options Open Interest
Top 20 outstanding SOFR option positions in Dec24, Mar25 and Jun25 tenors
Source: Bloomberg, CME
原題:
Shakeup in Bond Futures Stands to Reignite Burned Treasury Trade(抜粋)






