米国債相場の下降局面長期化のリスクをヘッジするオプション価格が急上昇している。来週以降は重要イベントが相次ぎ、相場の下げがさら拡大する恐れがあり、トレーダーは身構えている。
11月1日の米雇用統計発表に続き、米大統領選の投票が5日に行われ、2日後には米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の金融政策決定を控える。10月22日には米10年国債利回りが7月以来の高水準を付けたが、利回りがさらに大きく上昇するリスクがあるとトレーダーは考えている。
米景気の底堅さを示す兆候に反応し、米国債市場が織り込む向こう1年の利下げ幅は縮小している。大統領選の結果、共和党がホワイトハウスと上下両院を掌握するシナリオに投資家は備えている。その場合、経済成長とインフレが加速し、財政赤字拡大に伴い米国債の供給が増えると見込まれる。
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米国債オプション市場では、利回り低下リスクに備えるコール価格と、利回り上昇リスクをヘッジするプットの価格を比較した場合、コール/プットのスキューはプットが年初来で最も選好される水準に近い。
弱気トーンは、今週の米国債オプション取引の一部でも浮き彫りになった。4.2%の10年債利回りが1カ月以内に4月以来の高水準である約4.75%に達すると見越したポジションが22日時点で1件見られた。21日には年限が長めの債券への売りを見越したオプションで同様の需要が確認された。
先物市場におけるレバレッジ解消も、最近の利回り急上昇に拍車をかけ、利回り曲線のスティープ化を後押しした。米10年債先物では、投資家の新たなポジションの指標となる建玉(未決済約定)が過去14回のセッションのうち12回で減少。ロングポジション巻き戻しが現物債利回り上昇を招いた状況をうかがわせる。
JPMorgan Treasury All-Client Positioning Survey
Outright longs rise to biggest in six weeks
Source: JPMorgan, Bloomberg
Data covers week up to Oct. 21
Most Active SOFR Option Strikes
Top 5 versus bottom 5 weekly net change on SOFR option strikes
Source: Bloomberg, CME
Data covers open interest change across strikes over the past week
SOFR Options Open Interest
Top 20 outstanding SOFR option positions in Dec24, Mar25 and Jun25 tenors
Source: Bloomberg, CME
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原題:
Cost to Hedge Against Treasuries Losses Soars to Highest of 2024(抜粋)








