欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は14日、ユーロ圏の物価動向は政策立案者にとって、ある程度の後押しになっていることを示唆した。
デギンドス氏はマドリードでの講演で「インフレには良いニュースがあるが、経済成長にはそれほど良いニュースはない」と述べた。また、「今後数カ月でサービス価格のインフレは鈍化すると予想している」として、物価上昇率が目標の2%に向かって安定的に収束していくとの見通しを示した。
ECBのデギンドス副総裁
Photographer: Andrey Rudakov/Bloomberg ECBは6月以来すでに3回の利下げを実施しており、12月も再び利下げするとみられている。デギンドス氏は「金融政策の展開はインフレ率に左右される」とした上で、「われわれが期待していたような経済の回復は起きていない。家計収入は回復しているが、消費には回っていない」と指摘した。
先週の米国大統領選挙により、ユーロ圏経済の見通しは不透明感が増している。トランプ次期政権による関税導入の可能性があるからだ。デギンドス氏は、実際にどのような措置が取られるかはまだわからないが、保護主義は最終的に供給ショックを引き起こし、成長を制限する、と以前の
発言を繰り返した。
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原題:
ECB’s Guindos Says Inflation Data Are Going in Right Direction(抜粋)






