19日の債券相場は上昇が予想される。米国の長期金利が低下し、長期国債先物が夜間取引で上昇した流れを引き継ぐ。
SMBC日興証券の奥村任シニア金利ストラテジストは、最近の金利上昇ペースが速かったため「次の手掛かり待ちでショートカバーや押し目買いがやや優勢になりそうだ」と予想。米10年国債相場が金利4.5%付近で持ち直す動きを見せていることも支えになると述べた。
半面、日本銀行が12月の金融政策決定会合で利上げをする可能性があることへの警戒は根強い。奥村氏は18日の植田和男総裁の講演は、現時点で12月利上げを5割程度織り込む市場の見方を追認する形になったとし、利上げ期待は残り続けるとみている。
同氏の新発10年物国債利回りの予想レンジは1.050~1.080%(18日は1.07%で終了)、先物中心限月12月物は142円75銭~143円05銭(同142円85銭)。
先物夜間取引で12月物は18日の日中取引終値比3銭高の142円88銭で終えた。18日の米国債相場は反発。10年国債利回りは4.41%程度に低下した。
流動性供給入札
対象は残存期間5年超15.5年以下
発行予定額は6500億円程度
SMBC日興の奥村氏:債券貸借(レポ)が引き締まっている銘柄もあるため、ショートカバー中心に消化され、相場への影響は限定的になるのではないか
備考:流動性供給の過去の入札結果(表)
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