日銀会合前のコミュニケーションでトレーダー混乱-利上げ時期巡り
記事を要約すると以下のとおり。
円や金利スワップのトレーダーが、日本銀行の追加利上げのタイミングを巡り困惑してる。 日銀の植田和男総裁が11月の日本経済新聞とのインタビューで、追加利上げの時期が「近づいている」と発言した数日後、時事通信が日銀内部で早期の利上げは避けるべきとの見方が強まっていると報じた。 大和証券の小野木啓子シニアJGBストラテジストは、「日銀はどうしたいのか分からない。」それを何とかしようとして複雑なコミュニケーションになっているのではないかと述べた。一部の投資家は日銀が12月にできないはずはないと話す。 中村審議委員は5日の発言で、12月会合直前まで複雑なコミュニケーションが続く可能性があると予想。「今回についても日銀がまだ判断を決めかねているのだとすれば、ここから再び12月利上げ説が支配的になる可能性も残されている」と指摘した。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 日銀会合前のコミュニケーションでトレーダー混乱-利上げ時期巡り