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【日本市況】債券が下落、日銀利上げと財政拡大を警戒-日経平均上昇

記事を要約すると以下のとおり。

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3日の日本市場は債券が下落(金利は上昇)。日本銀行の早期利上げと高市政権の財政拡大に対する警戒が強く、売りが優勢だ。
  株式は前日の米国テクノロジー株が買われたことやリスク資産のビットコインの反発を受け投資家心理が改善し、日経平均株価は一時400円以上上昇。円は対ドルで155円台後半で取引されている。
  市場の金融政策見通しを反映するオーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)が織り込む日銀の12月の利上げ確率は80%程度となっている。
  SMBC日興証券の奥村任シニア金利ストラテジストは、今年1-3月と高市政権のマクロ経済政策運営が起点の今回とは金利上昇のドライバーが異なるが、日銀の利上げプロセスの進捗(しんちょく)に伴う想定ターミナル金利の上振れなどにより時間経過に連れ金利上昇圧力が大きくなる環境は変わっていないと言う。

3日の日本市場の債券・株式・為替相場の動き-午前11時4分現在

長期国債先物12月限は一時前日比22銭安の134円48銭まで下落
新発10年国債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)高い1.875%

日経平均株価は前日比0.7%高の4万9671円23銭
東証株価指数(TOPIX)は0.3%安の3329.84

円は対ドルでニューヨーク終値比0.1%高の155円67銭

債券
  債券相場は下落。三井住友トラスト・アセットマネジメントの稲留克俊シニアストラテジストは、債券市場は日銀が今月利上げを行うことをおおむね織り込んだが、財政拡張懸念に加え、日銀の利上げ到達点を巡る不透明感から金利にはなお上昇余地があると指摘。新発10年債利回りは「2%が視野に入ってきた」とみている。

  4日に実施される30年債入札については、来年度発行計画で減額されるとの期待感もあり、2日に行われた10年債入札と同様、大崩れはしないと稲留氏は予想。ただし、財政への警戒で無難な結果になっても金利先高観は残るとも話した。
株式
  東京株式相場は日経平均が上昇。前日の米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の上昇で安心感が広がり、東京エレクトロンやアドバンテストなど半導体製造装置株が買われている。ソフトバンクグループや住友電気工業など人工知能(AI)・データセンター関連株も高い。ソフトバンクGにはシティグループ証券が投資判断を「買い」に引き上げる材料もあった。
  東証業種別33指数は非鉄金属やゴム製品、電機、機械、不動産などが高い半面、銀行のほか、電気・ガスや陸運、医薬品などディフェンシブセクターが安い。月次の既存店売上高が減ったニトリホールディングスや良品計画など小売りも下げている。銀行株が足を引っ張り、東証株価指数(TOPIX)は下落。

  ファンドストラット・グローバル・アドバイザーズのマーク・ニュートン氏は、投資家は株価の狭い値動きと仮想通貨の変動に翻弄(ほんろう)されながら、米連邦準備制度理事会(FRB)と日銀の判断を待っていると話し、今後数週間は行ったり来たりのパターンになると予測している。
為替
  外国為替市場の円相場は対ドルで一時155円60銭台とやや強含みで推移。海外市場では156円台前半まで円安が進む場面があったが、仲値公表を過ぎたころから次第に円は堅調となった。
  三井住友信託銀行ニューヨークグローバルマーケッツ部の山本威調査役は、日銀が今後も利上げを継続できる状況にはなく、高市政権の積極財政もあるため、円は買われにくいと指摘。一方、来週の連邦公開市場委員会(FOMC)での米利下げも既に織り込まれ、利下げがドル安につながりにくいとも言う。フェデラルファンド金利先物が織り込む12月の米利下げ確率は98%だ。

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— 取材協力 Shikhar Balwani

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[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【日本市況】債券が下落、日銀利上げと財政拡大を警戒-日経平均上昇

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