トランプ米大統領がサウジアラビアと石油輸出国機構(OPEC)に原油価格引き下げを働き掛けると
発言し、原油価格が下げに転じた。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は前日比1.4%下げ、1バレル=75ドルを下回った。北海ブレント先物は79ドル割れ。WTIはこれより先、一時0.7%高まで上昇していた。
トランプ氏は世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)でオンライン演説し、「サウジとOPECに石油価格の引き下げを要請するつもりだ」と述べ、「引き下げないと駄目だ」と続けた。
「石油市場は今や、エネルギー価格の『トランプ・コールオプション』とでも呼ぶべき新たな変数に直面している」と、バッファロー・バユー・コモディティーズのマクロ取引責任者、フランク・モンカム氏が指摘した。
さらに、米国の原油在庫が先週に100万バレル増加したと米石油協会(API)が発表したことも原油相場に弱材料となった。在庫増加は昨年11月半ば以降で初めて。
原題:
Oil Declines After Trump Says He’ll Push OPEC to Lower Prices(抜粋)
(相場を更新し、第3段落後半以降に情報を加えます)






