タイ銀行(中央銀行)は30日、2会合連続で利下げを決めた。昨年10月以来3度目の金融緩和で、貿易戦争やミャンマーで発生した地震の影響で打撃を受けた企業の景況感や消費者心理を下支えする。
タイ中銀の7人から成る金融政策委員会は5対2で1日物レポ金利を0.25ポイント引き下げ1.75%と、2年ぶりの低水準に設定することを決めた。
ブルームバーグが実施したエコノミスト21人を対象にした調査で17人が予想した通りとなった。残る4人は据え置きを見込んでいた。
セタプット中銀総裁は29日、東南アジア2位の経済大国であるタイが激化する世界的な貿易戦争という「
嵐」に見舞われ、政策当局は安定に力を注ぐべきだと述べていた。
ムーディーズ・レーティングスは29日遅く、タイの信用格付け「Baa1」の見通しを「安定的」から「ネガティブ(弱含み)」へと引き下げた。経済見通しの悪化が背景だ。
ミャンマーを震源とする3月28日の地震では、タイ国内でも少なくとも17人が死亡。建物の倒壊で今なお多くの人々が行方不明となっている。
原題:
Thailand Cuts Key Rate as Trade War, Earthquake Weigh on Growth (抜粋)







