関税の完全撤廃が「一貫した立場」、赤沢再生相が対米交渉から帰国

関税交渉のため米ワシントンを訪れていた赤沢亮正経済再生相は3日、米国による関税措置の完全撤廃を求める立場に変わりはないとの認識を示した。
「個別論点や技術的な内容に関する事務レベルの議論も大変重要になってくる」とも述べた。
日米間に溝　　赤沢再生相は2回目となる関税協議のため米国を訪問し、ベッセント米財務長官やグリア米通商代表部（ＵＳＴＲ）代表らと会談。
両国の溝が明らかになる中で、どう妥協点を探るかが今後の焦点となる。
閣僚級の次回協議は5月中旬以降で調整する。