丸紅社長、6年で純利益を8000億円超に-農業資材など非資源に注力
記事を要約すると以下のとおり。
丸紅の大本晶之社長は13日、事業売却益など一過性の損益を除く「実態純利益」を2031年3月期までに8000億円超に引き上げる狙いを明らかにした。市場に成長実績を示し、株主還元も進めて時価総額を高める。丸紅の純利益は20年3月期の大幅赤字から回復したものの、新型コロナウイルス禍が収束した後は5000億円前後で足踏みしている。丸紅は商社トップクラスの業績・時価総額を目指す 時価総額純利益PER伊藤忠商事12兆円8803億円12.3倍三菱商事11.4兆円9507億円12倍三井物産8.6兆円9003億円9.6倍丸紅4.7兆円5030億円9.2倍住友商事4.5兆円5619億円8倍※ブルームバーグのデータから作成勝ち筋を追求 2月公表の中期経営計画では、28年3月期までに投下資本利益率(ROIC)を非資源全体で現在の7%から10%まで引き上げるとした。「勝ち筋」である3要素を備える事業に積極的に投資する考えだ。 投資回収の判断基準として重視するのは成長性が望みづらいという。トランプ関税を注視 米トランプ政権による追加関税の影響を直接受けるのは純利益の10%未満と小さい。同社は、長距離のパイプライン敷設などの投資に見合う利益が見込めるかが焦点だ。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 丸紅社長、6年で純利益を8000億円超に-農業資材など非資源に注力