インドネシア銀行(中央銀行)は21日、今年2回目の利下げを発表した。世界的な貿易摩擦と自国通貨の上昇を踏まえ、追加緩和で景気を下支えする。
同中銀は政策金利であるBI金利を0.25ポイント引き下げ、2022年以来の低水準となる5.5%に設定。ブルームバーグが実施したエコノミスト調査で35人中22人が予想していた通りとなった。残りのエコノミストは据え置きを見込んでいた。
ペリー・ワルジヨ総裁は記者会見で、インドネシア経済はさらなる強化が必要で、そのためには利下げで成長を支える必要があると述べた。また、今年の国内総生産(GDP)成長率見通しを4.6-5.4%と従来見通しから若干引き下げた。
インドネシア・ルピアはここ1カ月、他のアジア通貨と共に上昇。トランプ米政権はインドネシアからの輸入に32%の関税を課す方針だ。
同総裁はルピアについて、安定しており、上昇傾向にあると話し、地合い改善と中銀による継続的な介入措置をその理由として挙げた。今年および来年のインフレ率は1.5-3.5%の範囲にとどまるとの見通しも示した。
原題:
Indonesia Resumes Rate Cuts as Growth Outlook Dims, Rupiah Gains (抜粋)





