米雇用統計、労働市場の緩やかな減速示唆-賃金は予想上回る伸び
記事を要約すると以下のとおり。
トランプ米大統領が中国向けを含む一部関税の一時停止を決めたことで、企業はトランプ関税の影響を見極めるまではレイオフに慎重だと当社ではみているとリポートで指摘した。 統計発表を受け、米国債利回りは上昇。 出所:ブルームバーグ 今週発表された米経済指標では、新規失業保険申請件数が予想外の増加となるなど弱い数字が相次いでいた。製造業の雇用は、5月は小幅に増加した。連邦政府の雇用者数は5月に2万2000人減り、2020年以来の大幅な減少となった。 労働参加率は62.4%と、3カ月ぶりの水準に下がった。 米金融政策当局者は、トランプ政権の政策が景気や労働市場の需給動向が賃金上昇にどう影響しているかにも注視している。平均時給は前月比0.4%増、前年同月比では3.9%増、いずれも市場予想を上回る伸びとなった。
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