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S&P500種、最高値目前で材料難-「警告サイン」見過ごすリスクも

記事を要約すると以下のとおり。

米株式トレーダーにとって現時点で恐れる材料はほとんどない。
 S&P500種株価指数は先週5日まで7営業日連続で上下いずれの方向にも0.6%を超える動きを見せず、昨年12月以来最長の落ち着いた局面となった。
S&P500種が4月の安値から20%の急伸を演じた後、再び史上最高値に到達するためには何が必要か、資産運用者らはその要因を模索している。
    5月の米経済指標には弱さが目立ち始めている。
ナスダック100指数は過去最高値まであと1.9%に迫っている。
5月の米消費者物価指数(CPI)は食品とエネルギーを除くコア指数が、前月比0.3%上昇と、米連邦準備制度理事会(FRB)の目標である2%を超える見通し。
ウェルズ・ファーゴのエコノミストはインフレについて、年後半に再び加速するとみている。
 S&P500種は今年に入り、米国を除くMSCIオール・カントリー・ワールド指数を12ポイント近くアンダーパフォームしており、1993年以来最悪の出足となっている。
 ローズ・アドバイザーズのポートフォリオマネジャー、パトリック・フルゼッティ氏は「油断が広がり過ぎると、サプライズが起きるリスクが生じる。」
 前出のウェルスパイアのパーシュ氏は「多くの人が「全てはうまくいく」と考えており、こうした脅威に目を向けていないのではないかと懸念している。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース S&P500種、最高値目前で材料難-「警告サイン」見過ごすリスクも

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