2日朝の外国為替市場で円相場は1ドル=143円台前半で推移。米国の求人増加を受けて早期利下げ期待が後退したことがドルを支えている。
三菱UFJ信託銀行ニューヨーク支店資金証券室の横田裕矢シニアバイスプレジデントは、ドル・円は節目の水準まで下げた後、予想を上回る経済指標やパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の夏に物価が上昇しやすくなるとの発言で戻したと指摘した。
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トランプ米大統領は1日、日本との通商合意がまとまる可能性は低いとの認識を示した。横田氏は、日本に関税が高く課せられる不安があり、きょうの東京市場で「日経平均株価が下げ、リスクオフでドル・円は軟化する可能性がある」とみる。
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円相場は午前7時17分現在、対ドルで143円40銭(1日午後5時時点は143円08銭)
1日の海外市場で円は1ドル=142円68銭まで上昇し、6月5日以来の高値を付けた。その後ドルが買い戻され143円台後半まで戻した。米10年国債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)高い4.24%程度。ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.05%低下した。
野村証券の後藤祐二朗チーフ為替ストラテジストは2日付リポートで「本日は雇用統計待ちで膠着(こうちゃく)しそうだ」とした上で、「ドル・円は戻り売り姿勢を維持したい」と指摘した。
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