原油市場、年終盤の供給過剰深まる見通し-OPECプラス増産幅拡大
記事を要約すると以下のとおり。
石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成するOPECプラスが8月分の増産幅拡大を
決定したことで、今年終盤に見込まれている原油供給過剰は一段と深まる見通しだ。 UBSグループのアナリスト、ジョバンニ・スタウノボ氏は「現時点では市場は引き続きひっ迫しており、追加供給を吸収できる状態にある」と分析。米国では主要備蓄拠点のオクラホマ州クッシングで原油在庫が減少しており、価格指標のスプレッドからも現時点では供給過剰の兆しは見えない。 とはいえ、今回の決定は世界の原油供給の軌道を大きく変える。 ロンドンの原油先物相場はここ2週間で11%下落し、イスラエルとイランの対立の影響も限られた。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 原油市場、年終盤の供給過剰深まる見通し-OPECプラス増産幅拡大