イランのペゼシュキアン大統領は、米FOXニュースの元看板司会者タッカー・カールソン氏とのインタビューで、米国との対話には引き続き前向きだが、先月の攻撃により、米国政府を信用するのは難しいと語った。インタビューは7日に放送された。
ペゼシュキアン氏は約30分のインタビューで、「私は、米国との意見や対立は、対話を通じて非常に容易に解決できると考えている」と語った。
イランのペゼシュキアン大統領
Photographer: Majid Saeedi/Getty Images ペゼシュキアン氏は、6月13日に始まったイスラエルによるイランへの攻撃を、トランプ政権が承認していたと主張した。これに続き、6月22日には米国がイランの核関連施設を攻撃したとしている。さらに同氏は、イスラエルによる攻撃は、ペゼシュキアン氏本人と一部の側近を直接狙ったものもあり、会議中に攻撃を受けたが失敗に終わったと述べた。同氏は、詳細は明らかにしなかった。
ペゼシュキアン氏は昨年大統領に選出された。イランの大統領には一定の権限があるものの、戦略的な軍事・外交方針の大半は、最高指導者ハメネイ師が決定している。
ペゼシュキアン氏は、米国による攻撃が「核関連施設と設備に甚大な損害を与えた」と述べた。報復としてイランは、米軍が使用するカタールの空軍基地にミサイルを発射した。
同氏は「対話を再開するには条件がある。どうすれば再び米国を信頼できるのかということだ」と述べ、仮に交渉に入った場合、その途中で再びイスラエルによる攻撃を米国が認める可能性を指摘した。一方で、イランには「交渉に再び臨むこと自体に問題はない」とも述べた。
イランは先週、国際原子力機関(IAEA)への協力を一時停止した。イラン当局は、同機関が偏った報告を行ったことが、イスラエルによる攻撃の口実となったと非難している。ペゼシュキアン氏は、イランはIAEAとの協力に引き続き前向と述べた上で、監視の再開は、損害評価が完了するまで延期されるとした。
原題:
Iran President Tells Tucker Carlson He’s Open to Talks With US(抜粋)






