日本生命、超長期金利は緩やかに低下と予想－需給引き締まる

生命保険最大手の 日本生命保険は、超長期債の需給改善や日米関税交渉の進展で超長期金利が緩やかに低下していくとみている。
4－6月期に世界市場に波及。
10日の20年利付国債入札を前に需給不安が根強い中、複数の大手生保が金利低下を見込んでいることは市場が落ち着きを取り戻す一助になる。
　同社は24年度以上の規模で入れ替えを行う可能性はあるが、規模は今後の金利状況等によって変わり得るという。
関連記事：日本生命、25年度は9年ぶりに国債残高を削減－入れ替えを積極化　　保有債券の時価が取得価格の50％を下回って回復の見込みがない場合、評価差額を有価証券評価損として計上する減損処理が会計基準で定められている。