量子コンピューター最速で実現へ、28年稼働を予定－米サイクオンタム

米スタートアップ企業 サイクオンタムのジェレミー・オブライエン最高経営責任者（ＣＥＯ）は、「量子力学」と呼ばれる物理学の理論を応用した次世代計算機、量子コンピューターをシカゴで3年後に実現する計画だ。
28年というタイミングは米大統領選と重なり、トランプ大統領に対抗する勢力として存在感を高めるプリツカー氏の追い風になりそうだ。
　オブライエン氏は量子コンピューターを開発すると昨年発表した。
三菱ケミカルグループやドイツの医薬品メーカー、ベーリンガーインゲルハイム、メルセデス・ベンツを含む潜在的ユーザーと協議しているとしながらも、シカゴの量子コンピューターを利用するかどうかは明らかにしていない。