SBIホールディングス傘下のSBI新生銀行は31日、政府から資本注入を受けていた
公的資金を完済したと発表した。これによりバブル崩壊後の金融危機の際に資本注入を受けた全34行が返済を終えた。
発表によるとSBIが同日、公的資金注入に伴い政府系機関が保有しているSBI新生銀の優先株式を全て取得し、残る約2300億円を返済した。前身である日本長期信用銀行の破綻後に注入された公的資金は全てなくなり、経営の自由度が増すことになる。
旧長銀は多額の不良債権を抱えて1998年に破綻し資本注入を受けて国有化され、上場廃止となった。米投資ファンドの下で再上場を果たしたが、株価上昇が条件となる返済の仕組みが障害となって一部を除き長年、返済が滞っていた。
その後、SBIが出資して連結子会社化したが、返済スキームを再検討して完済に道筋を付けるため、2023年9月に
非上場化していた。完済にめどがついたとして、同行は今月11日に東京証券取引所に上場申請を行っている。
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