米スタバ、糖分カットでヘルシー推しに転換－新メニューを試験提供

米 スターバックスは、甘いカラフルなドリンクで熱心なファン層を築いてきた。
　健康志向の層を呼び込むと同時に、来店数の回復と長引く売り上げ低迷の打破を目指す計画の一部だが、まだ目に見える成果はない。
　今週、スターバックスはニューヨークの5店舗で、ココナッツウォーターをベースにしたドリンクの提供を試験的に開始した。
スターバックスのニコルＣＥＯが進める立て直し計画についてDanielaSirtori記者がリポートSource:Bloomberg　　商品開発責任者のダナ・ペリカーノ氏はインタビューで、「われわれは糖分削減に取り組んでいると語った。」
　今年初めには、低カロリーのフラペチーノの既製品や缶入り無糖エナジードリンクを発売。
糖分の多いフラペチーノやリフレッシャーが店舗への集客を担っている一方で、健康を意識する顧客層にアピールする方法も求めている。
　ベジタリアンやビーガン、グルテンフリーの選択肢も計画している。
　ニコル氏が「メニューをさらにＭＡＨＡ化する」ことを約束したと、ケネディ厚生長官が6月にソーシャルメディアに投稿したことで同社に注目が集まった。
　ペリカーノ氏は「われわれはカスタマイゼーションにおける業界リーダーだ」と語り、スターバックスの狙いは、顧客が「犠牲を払うことなく自分の選択に納得できる」ものを見つけられるようにすることだと強調した。