人気のオプション戦略をＥＴＦに、東証が制度変更検討－金融庁と交渉

東京証券取引所は世界的に人気があるオプション戦略を取り入れた上場投資信託（ＥＴＦ）の拡充に向けて制度を変更する方針だ。
来年6月までに金融庁から承認を得たいと言う。
取引コストの軽減も期待できる。
定期的な安定収入を得たい銀行や保険会社などの間でカバコへの関心は高いと岡崎氏は説明し、カバコの市場規模は現在の350億円程度から将来的に兆円単位に膨らむと読む。
このため本来カバコで期待される高い利回りを投資家が享受できないのが現状だ。
このうち日経平均の予想12カ月配当利回りの約2％を超える。
完全に自動化させた取引を行う金融機関もあり、アクティブＥＴＦでも採用される戦略だと話す。