朝日生命、金利上昇で外債から円債にシフト-国債残高は積み増し
記事を要約すると以下のとおり。
朝日生命保険は国内金利の上昇を受けて、2025年度当初に計画していた外債投資を円債に振り向けており、円債の残高が増加に転じている。内村氏は「円金利は超長期債を含め一定程度妙味のある水準で、日本銀行の金融政策正常化や財政に対する懸念からさらに上昇する可能性もある」と指摘。年内に日銀の利上げは早ければ10月を想定。米国の利下げは9月から開始し年内2回を見込む。 朝日生命は年度内の国内金利について、10年が2.2-3.5%という想定レンジは変えてないが、年度末は当初想定(それぞれ1.6%、3%)を上回る可能性があるとみる。減損リスク 金利の上昇により、朝日生命の円債の含み損は6月末に3989億円と3月末(3500億円)から増加した。 金利上昇は沈静化へ-需給悪化なら当局の対応に期待明治安田生命、減損処理回避へ国債売却含め検討-為替変動と円金利上昇による含み損拡大を受けて、大手生保の間では低利回り債を売って高利回り債を買う「入れ替え」が盛んだ。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 朝日生命、金利上昇で外債から円債にシフト-国債残高は積み増し