インドの証券会社アベンダス・スパークが同国の化学メーカー、
クリーン・サイエンス・アンド・テクノロジーの株式売却で注文を誤り、苦境に陥った。インドでは近年で最も大きな「ファットフィンガー(誤入力)」事案の一つとなる可能性がある。
クリーン・サイエンスは21日の発表資料で、アベンダス・スパークがブロック取引を通じて同社株の24%分を売却する権限しか持っていなかったにもかかわらず、これを大幅に上回る売り注文を出したと説明した。
一方、アベンダス・スパークも引け後、今回の取引で執行ミスがあったと認めた上で、証券取引所の規則に従って「修正」されたと発表。売り手への影響はなかったとも付け加えた。
ブルームバーグの集計データによれば、取引開始直後にクリーン・サイエンスの発行済み株式の56%に相当する5980万株が654億ルピー(約1110億円)で取引されていた。
クリーン・サイエンスの株価は21日、一時9.3%下落したが、その後持ち直し、2.7%安で引けた。
ブルームバーグは6月、
みずほフィナンシャルグループがインドの大手投資銀行アベンダス・キャピタルを買収する方向で最終調整に入ったと報じていた。
関連記事:
みずほFG、インドの投資銀行アベンダス買収で最終調整-関係者
原題:
Indian Broker Avendus in Hot Water After Botching Share Sale (1)(抜粋)





