アムンディ、国債ベアスティープ化継続予想-石破氏辞意と利上げ遅れ
記事を要約すると以下のとおり。
アムンディ・ジャパンの宮内祐季・債券運用部共同部長は、日本銀行がインフレに対して後手に回る「ビハインド・ザ・カーブ」に陥っている可能性があり、債券市場では年内、超長期金利により大きな上昇圧力がかかるベアスティープ(傾斜)化が継続するとみている。 中央銀行が利上げ遅れに対する懸念が強い中、債券、特に「超長期債への投資はやりにくい」と宮内氏は、日銀の慎重な姿勢を考えると利上げは年明けにずれ込む可能性があり、「年内はスティープ化傾向が続くとみる。英国で財源の裏付けのない財政拡張を行ったりなど、テールリスク(可能性は低いが起こると多大な影響を及ぼすリスク)が顕在化しない限り、10年金利は1.8%に届かず、超長期金利のスティープ化も緩やかにとどまると同氏はみている。「供給が圧倒的に需要を上回る」状況のためだ。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース アムンディ、国債ベアスティープ化継続予想-石破氏辞意と利上げ遅れ