米新築住宅販売は20.5%増、22年以来の高水準－値引きなどが奏功

8月の米新築住宅販売は予想外に急増し、2022年初め以来の高水準となった。
　このデータは、住宅建設大手のレナーは最近、平均販売価格の14.3％に相当する販売インセンティブによって購買意欲を引き出すことに成功していることを示している。
　新築住宅販売のデータは契約ベースで集計されるため、実際の引き渡しから少なくとも1カ月前の動きを反映している。
高価格と高金利で多くの消費者が購入に踏み切れず、労働市場の先行き不安が買い控えの一因となっている。
100万ドルを超える物件に対する需要が押し上げた。
　新築住宅販売よりも、足元の市場動向を反映しやすいとされるが、月次ベースでは変動が大きい。