円キャリートレード復活の機運、高市氏勝利で日銀利上げ観測が後退

円キャリートレード復活の機運が高まっている。
　実際に利上げが先送りされれば、低金利の円を調達してブラジル・レアルやオーストラリア・ドルといった金利がもっと高い通貨を買うキャリートレードが再び活気づく可能性がある。
一方、財政拡張懸念から、債券相場も超長期債で売りが広がった。
関連記事：高市ブレーンの本田元内閣参与、日銀は10月利上げ確率が19%と織り込まれている。
　世界の中でも目立って低い政策金利の引き続き安価な調達通貨としてキャリートレードの投資家を引き付けることになりそうだ。