イスラエル、ガザ人質交換を承認－戦争終結に向けた重要な第一歩

イスラエル政府は、イスラム組織ハマスがパレスチナ自治区ガザで拘束した人質全員を解放する代わりに、イスラエル側が2000人超の収監者を釈放する取引を承認した。
　承認に向けた閣議の場には、トランプ氏の顧問で娘婿のジャレッド・クシュナー氏と米国のウィトコフ中東担当特使も同席した。
　ネタニヤフ首相は閣議の映像で、両氏に対し「個人的に感謝したい」と発言。
その中心は人質全員、すなわち生存者も死者も取り戻すことだった。
ハマス側も同日、戦争終結で合意したと発表していた。
代わりにイスラエルは約2000人のパレスチナ人収監者を釈放し、国連機関などを通じたガザへの人道支援を大幅に拡大する。
一つ目が「ほぼ恒久的な停戦」で、武装解除やガザ新政府の樹立、イスラエル軍の再配置といった問題が協議されるという。