トランプ氏、ガザ恒久和平への協力呼びかけ－「新たな始まり」と強調

トランプ米大統領は13日、パレスチナ自治区ガザの将来を協議する会議に集まった各国・地域の首脳らに対し、米国主導のイスラエルとハマスの停戦を恒久的な和平へとつなげるよう呼びかけた。
　イスラエルにも立ち寄ったトランプ氏の強行日程の外遊は、2年に及ぶイスラエルとハマスの戦闘終結への期待を一段と高めた。
これからは再建の始まりだと述べた。
　これに先立ち、イスラエル国会（クネセト）で演説したトランプ氏はイスラエルに対し「戦場でのテロリストへの勝利を、中東全体に平和と繁栄をもたらす究極の成果へとつなげるよう」求める一方、ガザの人々には「安定、安全、尊厳、経済発展という基本を取り戻し、子どもたちが本来得るべきより良い生活を手に入れられるよう努力すべきだ」と呼びかけた。
2023年10月7日のハマスによる奇襲攻撃で連れ去られ、ガザで最後まで拘束されていた人質が解放されたことで、2年間続いた戦闘は一つの節目を迎えた格好だ。
　一方で、停戦の持続性には懐疑的な見方が根強い。
原題：TrumpUrgesWorldLeaderstoSeizeMomentumforGazaPeace(1)（抜粋）—取材協力KateSullivan。