ブラックロック傘下のグローバル・インフラストラクチャー・パートナーズ(GIP)が主導する投資家グループは、アラインド・データ・センターズを買収することで合意した。同取引では、アラインドの企業価値を負債を含めて400億ドル(約6兆円)と評価している。
15日発表の文書によると、アブダビの政府系ファンド(SWF)ムバダラ・インベストメントが設立した人工知能(AI)投資会社のMGXも、GIPとともに
出資する方針。これについてはブルームバーグ・ニュースが先に報じていた。GIP率いる投資家グループは、アラインドをマッコーリー・アセット・マネジメントから買収する。マッコーリーは2018年4月にアラインドに最初の投資を行っていた。
GIPとそのパートナー企業(
マイクロソフトや
エヌビディアも含む)は、AI関連投資の恩恵を取り込む狙いで、過去最大規模となるデータセンター買収に踏み切った。テキサス州に本拠を置くアラインドは、米国および南米で事業を展開しており、同社サイトによると、運営中および開発予定を含め50のキャンパスと78のデータセンターを保有している。
アラインドのデータセンター(イリノイ州ノースレイク)
Source: Google Maps GIP主導の今回の取引は来年前半に完了する見通しだ。同日発表された別の発表文書によれば、「人工知能インフラストラクチャー・パートナーシップ(AIIP)」と名付けられた買収コンソーシアムには、クウェート投資庁やシンガポールのテマセク・ホールディングスも参加している。
今回の買収は、オープンAIの対話型AI「ChatGPT」の登場以降に相次ぐ大型取引の最新例となった。産業や経済の構造を変える可能性を秘めた技術の最前線に立つ企業をめぐり、投資家の競争は一段と激しさを増している。
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原題:
BlackRock’s GIP Buys Aligned Data Centers in $40 Billion AI Bet(抜粋)
— 取材協力 Edwin Chan, Silla Brush, Jack Sidders and Dinesh Nair





