ミレニアム・マネジメントや
シタデルなど大手ヘッジファンド会社の2月のリターンは低調だった。相場乱高下により主要な取引のモメンタムが逆転、集中して投資していた銘柄が急落した。
株式市場に中立のバイアスを持つマルチ戦略ファンドが特に大きな打撃を受けた。損失は、ヘルスケアとテクノロジー分野の少数の銘柄に投資が集中していたことが原因だった。
事情に詳しい関係者によると、
ジェイン・グローバルは約1%、ミレニアムは1.3%、シタデルは1.7%のマイナスだった。
ビボタルパス・マルチ戦略指数は2月に0.2%上昇した。
トランプ米大統領が関税で市場の不安をあおり続け、インフレ率が予想以上に上昇したことで、株式相場への不透明感が高まった。大きな損失を出した戦略は、ある銘柄が株価指数に追加されるたり除外されたりするのを予想して投資する「インデックスリバランシング」だった。
1月後半から2月にかけて続いたボラティリティーの高まりは「ヘッジファンドのパフォーマンスを巡って多くの疑問を生じさせた」と、JPモルガン・チェースのアナリストはリポートで指摘。テクノロジー・メディア・通信株(TMT)、一部の消費財銘柄に投資が集中したことで「痛みをもたらす一角」が生じたと付け加えた。
主要なマクロヘッジファンドであるハイダー・ジュピター・ファンドは2月に6.3%の損失、ブレバン・ハワード・マスター・ファンドは1.6%を失った。
大手マルチ戦略ファンド会社の中では
バリアズニー・アセット・マネジメントがプラス0.9%と最も良好な成績を収めた。
シンガポールに本拠を置く
ダイモン・アジア・キャピタルは1%のプラスリターンだった。
各ファンドの担当者はコメントを控えたか、コメント要請に応じなかった。
原題:
Chaotic Market Burns Array of Hedge Fund Strategies in February(抜粋)







