フィリピン・ペソは28日、対ドルで過去最安値を更新し、心理的節目とされる1ドル=59ペソを超えた。フィリピン中央銀行には通貨防衛を求める圧力が強まった。
ペソは0.5%下落し、1ドル=59.2ペソ。今月の東南アジア主要通貨のパフォーマンスで最低を記録している。
ペソ安が長期化した場合により強力な市場介入を行うとのフィリピン中央銀行の方針を受け、市場関係者の間では、今後の中銀の動きに注目が集まっている。
シンガポールの三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の為替ストラテジスト、マイケル・ワン氏(シンガポール在勤)は59ペソ台乗せで「中銀は市場により強いシグナルを出すだろう」と述べ、「急激な動きが続けば、60ペソ台を試す展開になる」との見方を示した。
原題:
Philippine Peso Falls Past 59-Per-Dollar to Set New Record Low(抜粋)






