米投資銀行
ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループは、電力インフラ企業向けに最大12億ドル(約1860億円)の債務を組成し、直接融資から既存ローンを引き取ろうとしている。事情に詳しい関係者が明かした。
匿名を条件に語った関係者によると、ジェフリーズは、電力産業関連製品を製造するフォージェント・パワー・ソリューションズとセントラル・モローニーに対し、それぞれ最大6億ドルの債務調達を計画している。フォージェントはデータセンター関連電気機器、セントラル・モローニーは国内電力網向け変圧器などの部品を製造している。
ジェフリーズは今週、投資家と面談し、両社の取引への関心度を測る予定だ。調達資金は既存ローンの返済に充てられる。関係者によると、フォージェント向けのレバレッジドローン市場での取引は、米国の基準金利に3ポイント上乗せ、セントラル・モローニー向け融資は3.75ポイント上乗せで検討されているという。
ジェフリーズの広報はコメントを控えた。フォージェントとセントラル・モローニーの広報は、コメント要請に今のところ応じていない。セントラル・モローニーを所有するプライベート・エクイティ(PE)企業
ウインド・ポイント・パートナーズの広報担当者からも、今のところコメントを得られていない。
人工知能(AI)の膨大な需要にけん引され、世界中で電力使用量が急増している。エネルギーインフラへの投資需要がさらに高まる中、ウォール街の銀行やプライベートクレジット企業の間では、取引の争奪戦が激化している。JPモルガン・チェースの10月のリポートによると、これまで約370億ドルの銀行債務が直接融資に置き換えられ、約350億ドルが直接融資から銀行債務に切り替えられた。
原題:
Jefferies Shops Power Debt Offerings to Take Out Private Credit(抜粋)






