25日の債券相場は上昇が予想される。米国の長期金利が連日低下した流れを引き継ぐ。26日の40年国債入札を控えて調整の売りは相場の重しとなりそうだ。
SMBC日興証券の奥村任シニア金利ストラテジストは、債券相場は米金利低下を受けて上昇して始まり、その後は40年債入札を前に上値が重くなる展開を予想している。
その上で、政府の経済対策について「閣議決定を受けて規模は固まったものの、実際の国債発行増額は不透明感が残り、警戒感はくすぶり続ける」と指摘。また、「平時の割に規模が大きいため、前週末のように金利低下が進むことにはならないだろう」と述べた。
奥村氏の新発10年国債利回りの予想レンジは1.75-1.79%(21日は1.78%で終了)、先物中心限月12月物は135円15銭-135円55銭(同135円24銭)。
先物夜間取引で12月物は21日の日中取引終値比5銭安の135円19銭で終了した。東京市場が祝日で休場だった24日の米10年国債利回りは前週末比4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低い4.02%程度と低下が続いた。
財務省は26日、40年利付国債入札を実施する。表面利率3.1%の18回債の追加発行となり、発行予定額は4000億円程度。財政悪化への根強い懸念から超長期債の需給が緩和しており、入札に対する警戒感が出ている。
東海東京証券の佐野一彦チーフ債券ストラテジストは「入札への準備と警戒感から超長期債中心に重くなると見込まれ、全体の足かせにもなりそうだ」とみている。
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