ウォール街、26年も新興国市場に強気見通し-ドル安とAI投資がけん引
記事を要約すると以下のとおり。
ウォール街の主要銀行各社は、2026年の新興国市場が引き続き上げ相場になると見込む。モルガン・スタンレーのストラテジストは、現地通貨建て新興国債券については、今後1年で「一桁台高め」を見込む。 新興国為替戦略責任者のジェームズ・ロード氏は、「連邦準備制度の利下げはドルに下押し圧力をかける。」新興国8市場におけるキャリートレードのリターンを追跡するブルームバーグの指数は、年初来12%超上昇しており、世界金融危機以降で最も力強いパフォーマンスとなっている。BofAのストラテジストは、来年の現地通貨建て新興国債券のリターンが10%超になると見込み、トルコ・リラとブラジル・レアルをキャリートレードの推奨通貨として挙げた。 また、AI関連の設備投資計画がさらなる支援材料になるとJPモルガン・チェースは指摘し、28年には米国で6280億ドルになると予測する。「投資家心理の改善と、新興国資産に対する組み入れ不足の組み合わせが、資金流入の原動力になる」と記した。
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