マクロン仏大統領、再び台湾を巡る論争の渦中に－3日から訪中

フランスのマクロン大統領が再び台湾を巡る論争のただ中にいる。
　これに対し、中国の王毅外相は11月27日、ボンヌ仏大統領外交顧問との電話会談で、中仏両国は互いに支えあい、高市氏の「挑発的な発言」を非難する必要があると述べた。
同氏は帰路の機内で記者団に、欧州各国は台湾政府支援を巡る米国の政策にやみくもに追随すべきではないと述べた。
第一に、台湾の将来が国際問題になり得ることを示唆している。
高市早苗首相（11月7日）Source:KyodoNews/GettyImages　　マクロン氏は昨年、中国による報復の標的になるのではないかと懸念している。
中仏首脳の関係　　中国共産党系の新聞、環球時報は12月1日、専門家の見方として、フランスおよび欧州との経済関係強化が今回のマクロン氏訪中の主要議題になり得ると報じた。
プーチン、習両氏（北京、9月の式典にプーチン氏を招いている。
ボンヌ氏は先週、王氏との電話協議でこの問題を提起した。
習氏が首都以外の都市で外国首脳と会うのは異例で、両者の密接な関係を示している。
マクロン氏（広州、2023年4月7日）　Photographer:LudovicMarin/AFP/GettyImages関連記事台湾巡り国際社会に選択迫る中国、日中対立を利用－各国は静観の構えなぜ中国は高市発言に怒っているのか､そもそも解釈に相違－QuickTake原題：XiCourtsMacroninDiplomaticEfforttoIsolateJapan’sPremier　（抜粋）—取材協力DanMurtaughandSamyAdghirni。