米連邦準備制度理事会(FRB)が近く利下げを開始した場合、景気に対して先手を打つ利下げになると投資家は見なしている。バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジスト、マイケル・ハートネット氏が指摘した。
同氏は、金利動向の影響を受けやすい銀行株や中小型株の上昇、投資適格級社債のスプレッド縮小を指摘。投資家が「今回の利下げはFRBの信頼性を損なうものではなく、米経済が再加速する局面での利下げだ」と受け止めていることの表れだと分析した。
米株市場は、FRBが来週の会合で少なくとも0.25ポイントの利下げに踏み切るとの観測を背景に最高値を更新している。KBW銀行株指数は8月まで4カ月連続で月ベース上昇しており、中小型株のラッセル2000指数は8月にS&P500のパフォーマンスを上回った。
米国の投資適格級社債スプレッドは75ベーシスポイント(bp)と、1990年代以来の低水準にある。
ハートネット氏は、KBW銀行株指数が8%以上下落し、中小型株の上昇が反転、さらにクレジットスプレッドが拡大すれば「FRBは実際に後手に回り、景気減速が深まる中で利下げしていることを意味する」と解説した。
原題:
BofA Says Investors Back Fed’s Credibility With Rate-Cut Timing(抜粋)






