「中国製造2025」の後継計画、習指導部が検討-製造業重視変わらず
記事を要約すると以下のとおり。
中国政府は、高性能テクノロジー製品の生産拡大に向けた新たな国家戦略を検討している。 今後10年間の計画では、半導体製造装置などのテクノロジーが優先分野となる方向で、欧米諸国からの批判を避けるため、中国製造2025と似た名称の使用は控える可能性もあると、関係者の1人によれば、これとは別に来年から始まる第15次5カ年計画を準備している当局者も、国内総生産(GDP)に占める製造業の割合を中長期的に安定させることを目指す。 経済政策全般の立案を担う国家発展改革委員会(発改委)は、米欧から貿易不均衡を助長すると非難されてきた戦略全般をおおむね堅持する方針であることを示唆している。 トランプ政権は中国に対し、消費主導型経済への転換を促すとともに、輸出規制や関税を用いて「戦略的デカップリング(切り離し)」に着手しており、鉄鋼や医薬品、半導体といった分野での米国の自立を目指している。 だが、当局はそれ以降、消費のGDP成長率目標の5%前後を実現できるか様子を見ている状況だ。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 「中国製造2025」の後継計画、習指導部が検討-製造業重視変わらず