【日本市況】株式が続落、連休中の円一段高を嫌気-債券は上昇
記事を要約すると以下のとおり。
17日の日本市場では株式相場が続落。一方、日本銀行は19、20日の金融政策決定会合で、経済・物価見通しが実現すれば利上げを進める姿勢を改めて示す可能性が高いとみられている。米国の金利低下が波及したほか、高市早苗経済安全保障担当相が週末に行われた自民党総裁選候補者の公開討論会で、日銀は金融緩和を継続すべきとの立場を鮮明にしたことが支えになった。 TOPIXの下げに最も寄与したのは東京エレクトロンで、5.2%の値下がり。 アイザワ証券投資顧問部の三井郁男ファンドマネジャーは、米金利低下の利ざやに対するネガティブな影響が懸念される一方、しばらく織り込まれてきた話でイベント通過後は相場は回復するとの見方もあるだろうと話した。連休中に一時139円台まで進んだ円高は行き過ぎとの見方から売りが先行した後は、140円台前半まで反発するなど底堅さが見られた。 債券 債券相場は上昇。 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の大塚崇広シニア債券ストラテジストは、週末に自民党総裁選の有力候補の一人である高市氏が金融緩和継続を求めるスタンスを明確にしたことは「国債の売り手控えにつながる」と指摘。新発国債利回り(午後3時時点) 2年債5年債10年債20年債30年債40年債 0.485%0.375%0.485%0.825%1.5bp-3.0bp-3.0bp-1.620%1.0bp 。
[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【日本市況】株式が続落、連休中の円一段高を嫌気-債券は上昇