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【米国市況】株下落、パウエル氏発言で下げ縮小-ドル155円台前半

記事を要約すると以下のとおり。

29日の米国株式市場では主要3指数がそろって下落。
ナスダック100指数は0.3%それぞれ下落。
クラウド収入が市場予想に届かなかった。
政策声明では、インフレに関して前回と同様に「幾分高止まりしている」としたが、2%の目標に向けて進展を示した。
 ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントのリンゼイ・ロズナー氏は今回のFOMC決定について「一時停止ボタンを押した」と表現。
 バンクレートのグレッグ・マクブライド氏は「2%のインフレ目標に向けた進展は停滞しており、米金融当局もそれを認識している。」
関連記事:【FOMC】一時停止ボタン、タカ派的据え置き-市場関係者の見方SingleStocksTrailS&P500ByTheMostSince1999OnlyaboutonethirdofindexmembersbeatthebenchmarkSource:Bloomberg  S&P500種は一握りの代表銘柄による支配がここ20年余りで最も強まっている。
関連記事:米テク大手への集中、ITバブル以来の水準-DeepSeekショックで露呈  アポロ・グローバル・マネジメントのトルステン・スロック氏は「DeepSeek(ディープシーク)ショックに伴うハイテク株の調整は、S&P500種における全体的な集中という問題を何ら変えていない」と指摘。
 ピーター・オッペンハイマー氏率いるチームは、リセッション(景気後退)懸念による減益予想によって引き起こされると述べ、今後12カ月でリセッションに陥る可能性は低いとの見方を示した。
インフレ抑制の進展に関する文言が声明から削除された点を精査する動きが広がった。
 金利スワップ市場が見込む年内の利下げが年央に行われるとの見方を織り込んでいる。
 アクション・エコノミクスのエコノミスト、キム・ルパート氏は「米金融当局は根強いインフレと米経済の底堅さを示すデータにますます懸念を強めている。」
「相対的に世界で突出する米経済の力強さ、ドル高、世界的な政策の乖離(かいり)は、米国の消費や雇用、住宅市場が冷え込み始めつつあるかもしれない時期に、不安定な状況を生み出す可能性がある。」
 円はFOMC声明発表後に対ドルで下げを縮小。
同中銀は予想通り、0.25ポイント追加利下げを決定する一方、トランプ米大統領による関税発動の脅威でガイダンス撤回(1)  マネックスの外国為替トレーダー、ヘレン・ギブン氏は「今回のガイダンス撤回は、米国の金利および貿易政策が今後どうなるのか、世界が固唾(かたず)を飲んで見守っていることを浮き彫りにする」と述べた。
米国の次期商務長官候補に指名されたハワード・ラトニック氏が、カナダとメキシコへの関税措置発動は回避可能との考えを示唆したことが材料視された。
2月3日の原油安については「全般的なレンジ相場において、悪いセンチメントが広がった」と付け加えた。
タス通信    FOMCは予想よりもタカ派的だったと一部で受け止められ、それも石油需要に対する見通しを曇らせた。
ロンドンICEの北海ブレント3月限は1.2%安の76.58ドルで引けた。
 利子の付かない金は通常、低金利下で投資妙味が高まる。

[紹介元] ブルームバーグ マーケットニュース 【米国市況】株下落、パウエル氏発言で下げ縮小-ドル155円台前半

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