【米国市況】S&P500種が続伸、エヌビディア高い-ドル147円台半ば
記事を要約すると以下のとおり。
13日の米株式市場ではS&P500種株価指数が続伸。株式終値前営業日比変化率S&P500種は、過去最高値を更新していた2月以来の高値に上昇。ハイテク7社で構成するブルームバーグの「マグニフィセント・セブン」指数は2.2%値上がりした。 貿易摩擦の緩和と予想外に好調な決算シーズンが楽観ムードを後押ししている。同氏はサウジアラビアが米国に1兆ドルに」-皇太子は努力すると表明 トランプ政権はまた、アラブ首長国連邦(UAE)に対して、エヌビディア製の最先端半導体100万基以上の輸入を認める取引について検討している。関連記事:米政権、UAEのエヌビディア半導体100万基以上の購入容認検討(2) 米中が互いに関税率を一定期間引き下げることで合意したことを受け、株式相場が急伸する中、バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジスト、マイケル・ハートネット氏は同調査結果について、米中合意が景気後退や信用市場のショックを回避することを考えれば「弱気で、痛みを伴う取引による株価の小幅な上昇を示唆している」とリポートで述べた。 4月の米消費者物価指数(CPI)は市場予想を下回る伸びにとどまった。関連記事:米CPI、3カ月連続で予想下回る伸び-関税の影響なお限定的(3) 米中対立の一時的な緩和が市場のセンチメントを支えているものの、貿易摩擦は今後も米経済に悪影響を及ぼす可能性がある。 クリアブリッジ・インベストメンツのジョシュ・ジャムナー氏は「米金融当局と同様、投資家もこの日のCPI統計をあまり重要視しない可能性が高い。」 米中貿易摩擦の緩和を受けて株価が急伸する中、チャートを注視する市場関係者の間では、S&P500種が過去最高値の6144まで、もはや大きなレジスタンス(上値抵抗線)は残っていないとみている。「これにより、下落局面では買い需要が高まる可能性がある。」米金融当局は関税の影響を精査する中、政策を維持するとの見方も根強い。「FRBは欧州や中国が行ったように金利を引き下げなければならない。」年内にリセッション(景気後退)に陥るとの従来予想を取り下げた。外為 外国為替市場ではドルが主要10通貨に対して全面安。7月末に開かれるFOMC会合の直後だとリポートで指摘。 原油 ニューヨーク原油相場は4営業日続伸。トランプ氏はサウジアラビアで演説で、イラン産原油の中国への輸送を支援するネットワークに制裁を科すと発表している。 ストラテガス・セキュリティーズのアナリスト、ジョン・バーン氏は「全体的に見て、関税はまだ需要にそれほど影響を与えていない」と指摘。ロンドンICEの北海ブレント7月限は2.6%上昇の66.63ドル。金利低下は、利息を生まない金にとっては追い風となる。 金スポット価格はニューヨーク時間午後3時24分現在、前日比12.58ドル(0.6%)上げて3247.80ドルで引けた。
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