米カジノ会社ファンデュエルを傘下に抱える
フラッター・エンターテインメントは、米国のスポーツ賭博市場が急成長するとの予測に基づき、向こう数年で最大50億ドル(約7200億円)相当の自社株を買う計画を発表した。
アイルランドのダブリンに本社を置くフラッターがこの日開かれる投資家イベントを前に発表した文書によると、同社取締役会はこの自社株買いプログラムを承認。11月の決算発表後に実行に移し、3-4年かけて継続する方針だという。
米国でファンデュエルの新規顧客が急増し、フラッターの収益を押し上げている。同社は米スポーツ・オンライン・カジノ市場が最終的に630億ドル規模に成長すると予想。従来予想から50%余り上方修正した。
フラッター経営陣は同社収入が年間14%増加し、27年には約210億ドルに達すると予想。アナリスト予想を上回る。
フラッター・エンターテインメントのピーター・ジャクソン最高経営責任者(CEO)
Photographer: Carlotta Cardona/Bloomberg ピーター・ジャクソン最高経営責任者(CEO)は「当社のビジネスと目前に広がるチャンスにこれほど興奮したことはかつてない」とインタビューで語った。「マーケット全てが勢いづいており、当社はそのマーケットより速いペースで成長している」と述べた。
フラッターは今年、ゲーム会社プレイテックからイタリア事業を26億ドルで取得する合意のほか、ブラジルのNSXグループに約3億5000万ドルを投資する計画を明らかにしている。
同社は最大市場である米国での成長に力を入れており、今年は新規発行株の上場市場をロンドンからニューヨークに移した。米国ではほとんどの州でスポーツ賭博が合法化されており、欧州のカジノ会社の関心を引き寄せている。一方の欧州では英国やオランダで規制が強化される方向にある。
米国上場のフラッター株は25日の取引で一時11%上昇。
フラッターは27年のEBITDA(利払い・税金・減価償却前利益)を50億ドル強と予想。アナリスト9人の予想平均46億1000万ドルを上回る。
米国では27年に約97億ドルの売上高を同社は見込んでいる。調整後利益は24億ドルと予想している。
原題:
Flutter Plans $5 Billion Buyback, Boosts US Outlook (2)(抜粋)






