英中銀総裁、追加利下げの余地ある－消費者に買い控えの傾向

イングランド銀行（英中銀総裁）のベイリー総裁は、英国の消費者が外食や買い物を控える傾向が強まっていると警告し、中央銀行として利下げをさらに進める必要があるとの考えをあらためて示した。
　英中銀行は先週、政策金利を4％に据え置いたうえで、追加利下げはインフレ抑制の度合いにされるとした。
　しかしベイリー総裁は、現在の金融政策は依然として「景気抑制的な領域にある」と述べ、緩和余地が残っていることを示唆した。