欧州中央銀行(ECB)は10月から来年4月までのすべての会合で利下げを実施すると、HSBCのエコノミストが予想した。
「経済の供給側が依然として弱く、労働市場の冷却が段階的だとしても、より多くの当局者が『保険』としての利下げが必要だと説得されるかもしれない」と、サイモン・ウェルズ、ファビオ・バルボーニ両氏が25日のリポートで指摘した。
「ECBは、金利低下が家計の貯蓄減を促すことを期待しているかもしれない。高い貯蓄率が最近の消費支出の伸びを抑制する主な要因となっているからだ」とも分析した。
HSBCが想定する5回の利下げにより、中銀預金金利は2.25%になる。従来は来年9月に2.5%に達するまで、2会合に1回の利下げが実施されると予想していた。
「供給面の懸念とユーロ圏のインフレの着地点に関する長引く不透明感を考慮すると、ECBは米当局に追随して0.5ポイント利下げを行う必要はないと判断しているはずだ」とエコノミストらは指摘した。
原題:
HSBC Changes ECB Call, Sees Cut Every Meeting Starting October(抜粋)






