【日本株週間展望】荒い値動きに、AI懸念重し―金利・為替動向も焦点

11月4週（25－28日）の日本株は値動きが荒くなる見通し。
米エヌビディアの決算発表を通過してもAI投資の持続性や関連銘柄の高水準なバリュエーション（株価評価）を巡る懸念は根強く、日本株は米ハイテク株の動向に左右される展開が続く可能性がある。
ただ、市場予想と大幅に乖離（かいり）がない限り、12月の政策金利据え置き観測は変わらないとの見方が多い。
　国内では、27日に日本銀行の野口旭審議委員の講演と記者会見がある。
  《市場関係者の見方》東洋証券の大塚竜太ストラテジスト　　AI関連株のバリュエーションなどを巡る不透明感も、もやもやと残る。
ただ、海外投資家の目線からは前向きに評価する余地があるのではないか。
日銀審議委員の発言も、当面は為替動向を受けた影響が焦点となる。